“買える騎手、買えない騎手”最新裏パドック情報!(1)5年連続100勝の岩田康誠が大不調の原因

| アサ芸プラス
“買える騎手、買えない騎手”最新裏パドック情報!(1)5年連続100勝の岩田康誠が大不調の原因

 JRA入り2年目のデムーロとルメールが順調に勝ち星を積み上げる中、今年は日本人騎手の序列に「異変」が生じている。馬券予想の重大なファクターである騎手の調子と力量の変化。独自の最新裏情報を一挙に公開する。

 1月30日の京都競馬場で行われた11レース、北山S(ダート1800メートル)に白毛の人気馬ブチコが登場した。愛くるしいまだら模様の馬体だけでなく、前走は岩田康誠(41)とのコンビで後続馬に1.7秒の大差をつけてブチ抜き。その実力も評価され、単勝1.6倍のダントツ人気を集めた。スポーツ紙記者が話す。

「ところが結果は3着。重馬場で脚抜きがよかったせいもあり、前を行く2頭をとらえきれなかった。引き揚げてきた岩田は終始無言で、代わりに音無秀孝調教師が『乾いた馬場ならまた違ったと思うが』とコメントしていました。4番人気(単勝10.4倍)のキングノヨアケで勝った武豊(46)は『思ったとおりのレース』とご満悦だった。まさに両雄の現状の明暗がクッキリと出た一戦でした」

 昨年、5年ぶりに100勝を突破した武は、今年も15勝(1月31日現在でJRAのみ、以下同)と好スタート。1月24日のAJCC(GII)ではディサイファで完勝し、デビュー以来30年連続重賞制覇を成し遂げ、全盛期の勢いを取り戻しそうな完全復活を印象づけている。

 だが、5年連続100勝オーバーの岩田は東西リーディング12位〈6 8 1 17 65〉と完全に出遅れ、絶不調に陥っている。競馬専門紙トラックマンが舞台裏を明かす。

「ブチコでもまくり気味に追い上げることなく3着だったように、勝ち切れず、3着が17回と異常に多い。昨年8月、函館記念(GIII)と函館2歳S(GIII)で2週連続重賞勝利し、9月にも札幌2歳S(GIII)と小倉2歳S(GIII)で2日連続重賞制覇していた勢いがまったく感じられません。それ以降は重賞を勝っていませんからね。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
エンタメ