日本とこんなに違う! 世界のバレンタインデー事情「ホワイトデーはない」

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2月14日は「バレンタインデー」。「女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白する日」となっていますが、これは日本だけのこと。また3月14日が「ホワイトデー」というのも日本オリジナル。今回は、バレンタイデーについての豆知識をご紹介します。

●そもそも「バレンタインデー」とは!?

「バレンタインデー」は英語では「Valentine's Day」「St.Valentine's Day」と表記し、269年2月14日に殉教した聖バレンチヌス(Valentinus)にちなんだ日とされます。

聖バレンチヌスは、ローマ皇帝クラウディウス2世の禁令に背いて兵士たちの結婚を執り行ったため、処刑されたと伝えられます。そのため聖バレンチヌスは恋人たちの守護聖人とされ、処刑された日が「バレンタインデー」になったというのです。

聖バレンチヌスが恋人たちと関係して登場するのは中世で、14-15世紀には「バレンタイデー」が知られていたことが(文学に登場するので)分かっています。

●元々は西欧の風習! アメリカではビッグビジネス!

同じキリスト教でも宗派があります。2月14日を恋人たちのバレンタインデーとする慣習は西方教会で広まり、西欧では「バレンタインデー」に、親しい人・恋人にカードやちょっとしたプレゼントを贈るという風習となりました。これは男性、女性を問わずです。

これが徐々に世界中に広まっていきました。2010年の『ナショナルジオグラフィック』の記事によれば、アメリカではバレンタインデーはビッグビジネスになっていて、140億ドルを超える消費があり、消費者一人当たり約103ドルを使うと推定されています。また『Greeting Card Association』によると1億9,000万枚のバレンタインデー・カードが送られるようです。

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