餃子
600円
餃子には、いくつもの「美味しさの根源」ともいえる要素がある。皮、具、焼き具合、焼き面積、蒸し加減、そしてタレ。すべての根源が組み合わさることにより、完成形として仕上がるのだ。
・香ばしさを優先するならばココ
「パリパリの皮がウマイんだよ」「具にキャベツが入っているのが良い」「たっぷりの酢を染み込ませなきゃダメ」などなど、さまざまな好みがあるとは思うが、もし香ばしさを優先するのであれば、「おけ以」に行くしか選択肢はない。
・多くの女子大生やOLがやってくる
餃子とタンメンが美味しい大衆食堂として知られている「おけ以」。学生が多くいる飯田橋から徒歩圏であるため、そしてヘルシーな料理なため、多くの女子大生やOLがやってくる。そのなかに交じる、おじさんやサラリーマンの姿。異質にも思えるが、むしろそれがこの店のおもしろさでもある。
・芸術作品といっても間違いではない
ここの餃子は見た目に驚かされる。いたってオーソドックスな餃子に思えるが、キツネ色にこんがりと焼かれている面が驚くほど平面。まるで徹底的に精密な加工をされたのかと思えるほど平面。あまりにもキレイな平面がきつね色に焼かれているため、ある意味、芸術作品といっても間違いではない。
・野菜の美味しさが際立つ
見た目で分かるように、餃子はパリッパリに焼かれている。箸でつまむとズッシリとした重量感を感じる。酢、醤油、ラー油に浸して食べれば、パラパラッと広がる具の甘味。