子どもが言葉を話し始めると、嬉しい反面、ちょっと困るのが“質問攻め期”。簡単に答えてあげられる質問なら良いのですが、返答に悩んでしまうことも……。
しかも、そういう時に限って、子どもは「なんで?なんで?」と執拗に迫ってきたりするもので、困り果てて怒る必要はないのに「なんでもなの!」なんて返事してしまったりすることもあるのではないでしょうか。
ですが、子どもの質問攻め期には、しっかりと理由があります。その理由を両親が理解することで、対応方法のポイントがみえてくるでしょう。
そこで、今回は塾講師である筆者が、“子どもにとって質問とは何か、そしてどうやって向き合っていくべきか”をお伝えします。
■子どもの質問は「好奇心」の表れ
人生経験の少ない子どもは、知らないことばかり。ものの名前や意味など、ちょっとしたことでもしつこく大人を質問攻めにします。
これは“もっと世界を知りたい”という好奇心の表れです。疑問に思ったことを知ることで、レベルアップしていく実感を得ることができ、“もっと知りたい!もっと学びたい!”という学習意欲を高めることにもつながります。
その際のコツですが、ものの名前など、すぐに答えられることにはママが答えましょう。
言葉の意味などは一緒に考えたり、教えてあげた上で「じゃぁ、こっちはどんな意味だと思う?」と別の言葉の意味を考えさせたりするなどをして、知識の幅を広げてあげる意識をママが持ちましょう。
徐々に文字が読めるようになってきたら、自分で調べてみるように促すのも、学習能力を高めるコツです。
■しつこく質問する背景には「不安」が隠れていることも……
ときにはドキッとしたり、答えられなかったりする質問がとんでくることもあります。
「死んじゃったら、人はどうなるの?」「女の人って、どこからおしっこするの?」などと聞かれると、「そんなこと、きっとみんなよくわからないから大丈夫よ」と答えたり、“恥ずかしくて言いにくいなぁ……”と思ってしまいますよね。