子犬や子猫がコロコロとじゃれあい遊びだすように、小さな頃は“ちょっかい”が遊びのきっかけになることがあります。でも少し大きくなって自我が芽生え始めると、相手からも「それはイヤ!」と反発されたり、思いがけない強さで押してしまって相手を泣かせてしまうことも……。
3歳頃に見られ、保育園などでお友達とのトラブルの原因にも繋がる“ちょっかい行動”を心配されているママも多いのではないでしょうか?
今回は子育てアドバイザーであり四児の母である筆者が、この“ちょっかい行動”の意味とママがしたい上手な対応法をお伝えします。
■ 子どもが人に「ちょっかい」を出すのはどうして?
例えば動物園の柵の向こう側に生きる動物達は、なぜか自分たちと違う種類の生き物には無関心に見えます。自分には全く関心無くむしゃむしゃと草を食べる動物に対して、「おーい」と呼んでみたり、「こっちにおいで」と誘ってみたりした経験が、どなたにもあるのではないでしょうか?
ちょっかいの目的はこれと同じです。“こっちを向いてほしい”、“自分に関心を向けてほしい”という、大きく言えば“あなたと関わりたい”という思いが引き出す行動と言えます。
ポジティブな感情のみならず、怒られたり嫌がられたりといったネガティブな感情でさえも相手から反応があれば、ちょっかいを出した側からすると、こっちに関心を示してくれたということになり、目的が達成されたということになるのです。
■ “ちょっかい”が持つ大切な意味
子どもは人と関わるときに、「わたしはこういうものです」などと名刺を出したり、自己紹介したりという術を持ちません。興味を持った相手に対してごく自然に近づき、ちょっかいを出したり出されたりして、遊びに発展していきます。
“ちょっかい行動”は、「ぼくは君と遊びたいんだよ」という思いから出た行動です。ですから、大人は“困った子”と決めつけず、その思いを汲んだ上で対応するといいでしょう。
■ 困った“ちょっかい”にはこう対応する!3つのルール
(1)結果を一緒に見つめる
ちょっかいを出した結果、例えば相手が泣いてしまったとします。