これぞ狩猟系女子! 奈良女子大学のハンティングサークルってどんな活動をしているの?

| 学生の窓口

ここ数年注目されているイノシシやシカなど、野生の鳥獣の肉「ジビエ」。それに伴い、猟師の免許を取得する人も増えているそうです。そんな「猟師」の活動を行うサークルが、奈良女子大学に設立され、2016年4月から活動を開始しました。珍しい女子大の狩猟サークルについて、代表である奈良女子大学大学院・人間文化研究科住環境学専攻1年の竹村優希さんにお話を伺いました。


■「猟」で村のさらなる活性化を図る

――女子学生の「ハンティングサークル」は非常に珍しいかと思いますが、どういった経緯で発足したのでしょうか?

竹村さん 以前から大学の研究室で奈良県南部にある野迫川村の活性化に携わってきました。そして2015年の5月ごろに村を訪れた際、村の主産業である林業が害獣による被害を受けているということを知りました。また、村の民宿ではジビエ料理をいただきましたが、その肉は村でとれたものではなく和歌山から購入しているということを知りました。そこで、「狩猟」を切り口として村の振興事業もできるのではないかと思い、サークルを立ち上げました。

――狩猟をすることで獣害も減り、また料理にも生かせるということですね。4月からサークルとしての活動が始まりましたが、現在は何人が所属していますか?

竹村さん 現在は8名です。メンバーは随時募集中です。

――ハンティングサークルでは具体的にどういった活動をしていますか?

竹村さん 実際に山に入り、猟友会の方からわな猟を教わります。また、今後はジビエ料理の創作と地域イベントでの出店を予定しております。

――4月の活動開始前にも、講習会などに参加されたそうですが……。

竹村さん 奈良県が主催している「止めさし講習会」に参加させていただきました。そこで実際に解体の一部を体験しました。

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