子どもが最近、寝言を言って驚いたといった経験はありませんか? 中にはちゃんと聞こえる声で普段と変わらずハッキリと言うこともあり、「今のは寝言なの??」と疑うくらいのものも。また、いつもしない夜泣きが1週間以上続き、何かに怯えているのかと思うくらい、激しく泣いたりすると、慌ててしまうのではないでしょうか?
実は、この寝言や夜泣きには、理由あるのです。
理由を知っておくと、子どもの突然の寝言や夜泣きにも穏やかに接することができますよ。
■「寝言」を言う時期と種類
言葉が比較的話せるようになり、日常的な刺激に敏感な、1歳半~2歳を過ぎる頃に「イヤダ」や「そっち行きたくない」などの寝言をいうようになります。
寝言には2種類あります。
●レム睡眠の寝言・・・夢を見ていて寝言を言っているので、夢の内容に沿っています。ごにょごにょとした寝言になることが多いです。
●ノンレム睡眠の寝言・・・脳の中の言語中枢が覚醒していて、はっきりとした言葉になります。
よく、“話しかけてはいけない”といいますが、特に、レム睡眠(ごにょごにょ寝言)は、脳が起きてしまうことがあるので、眠りが浅くなる原因になります。気になっても話かけないほうがよさそうです。
寝言は、子供や若者の男性に多く、成長する過程(25歳くらい)で寝言はなくなります。高熱のときにも寝言をいいますが、熱が下がれば自然となくなります。
■寝言・夜泣きと記憶力の関係
寝言や夜泣きが続くと、「眠りが浅いのかな?」と心配になります。
子どもは、寝ているときに日中の出来事を整理整頓しています。そのため、寝言や夜泣きは、昼間の経験が夢に出てきたり、自分の欲求が通らなかったことなどから起こります。
例えば、もっと遊びたいのに帰らないといけない、お気に入りのおもちゃを取られてしまったなど、自分の中での葛藤が寝言や夜泣きとなって表れることがあります。
これは、子どもが成長して記憶力が増したことによる精神面の発達の表れから起こります。