飼い主は愛犬に「元気で長生きして欲しい」と願うもの。
一般社団法人ペットフード協会の調査によれば、平成27年の犬全体の平均寿命は14.85歳。平成26年は14.17歳で、年々犬の寿命は延びてきているそうです。
では、犬が健康で過ごすために飼い主はどのようなことに気をつければよいのでしょうか。
今回は『心があったかくなる 犬と飼い主の8つの物語』(アスコム)の著者で、NPO法人「ワンワンパーティクラブ」代表のドッグライフカウンセラー・三浦健太さんにお話を伺いました。
■犬の寿命は延びているのはなぜか
一昔前と比べると、犬の平均寿命は長くなっています。しかし「犬の飼い方や飼う場所、散歩の回数の影響かどうかは不明です」と三浦さん。
では、犬の平均寿命が延びているのはなぜでしょう?
それは検査や治療といった獣医学が進歩し、重度な病気も早期で発見できるようになったことが理由の一つとして考えられるといいます。今では動物の医療現場にもMRI検査やCT検査などが導入されていますよね。
もちろん飼育方法や愛情のかけ方によって、犬の精神的な幸福度や満足度には違いがでますが。しかし、それが寿命にどのくらい影響するかはわかっていません。
事実、犬の死因は寿命ではなく、なんらかの病気の方が多いといいます。飼い主は犬の様子を観察し、体調に気になるところがあれば早めに動物病院に連れて行きたいですね。
■犬の健康を守るために大切なこと
犬の健康のため、飼い主が日頃から気をつけたいことがあります。三浦さんは「病気にならないようにすること、伝染病に感染しないことの他に足や体の筋力や内臓の強さなどは見守ってあげたいですね」とアドバイスします。
食事に関しては、「主に太りすぎやカルシウム不足、カロリーオーバーにならないようにしてあげたい」とのこと。また人間にとっては美味しい食品でも、犬にとっては有害になるものがあります。よく知られているのはタマネギですが、イカやタコ、チョコレートなども有毒になるそうです。