関東にいると忘れがちだが、テレビは全国で同じ番組を放送しているわけではく、時間帯によっては各ローカル局が独自の番組を放送している。特に関西では、視聴者参加型バラエティ番組『探偵ナイトスクープ』(ABC朝日放送)や、明石家さんまが司会が務めているトーク番組『痛快!明石家電視台』(MBSテレビ)など長寿番組が多いのだが、最近は大物芸人たちがやりたい放題をするバラエティ番組が急増しているのだ。そのいくつかを紹介しよう。
ダウンタウンの浜田雅功(52)とロンドンブーツ1号2号の田村淳(42)が出演する、深夜の街ブラロケ番組『ごぶごぶ』(MBSテレビ)では、浜田がスタッフたちにイジられたり、ムチャぶりされるのだが「普段、若手芸人をイジる姿とのギャップがあって面白い」と人気を集めた。浜田にとってはこの番組が唯一の関西ローカルレギュラーで、「大阪で1つ(番組を)やっときたかった」という思いから、2007年2月に放送開始。第5期となるレギュラー放送は2016年3月末に終了してしまったが、4月5日スタートの後番組『ケンゴローサーカス団』も浜田が引き続き出演。「個性豊かな人たちがたくさん集まりどーでもいい会合を開きます!」というコンセプトで、ゲストがおもしろ話や変な情報、噂話、映像を持ち寄る、深夜ならではのユルい内容になっている。
浜田の相方の松本人志(52)も2014年10月からバラエティ番組『松本家の休日』(ABC朝日放送)に出演しており、これが初めての関西ローカル局での単独出演になる。松本が架空の家族「松本家」のお母ちゃん、雨上がり決死隊の宮迫博之(46)がお父ちゃん、たむらけんじ(42)が長男、構成作家・さだが妹という設定で、家族会議で行き先と1万円の使い道を決定。街ブラロケに出て休日を楽しむという内容なのだが、「尋常じゃないぐらい人見知り」と自ら語る松本が、大阪の素人と積極的に話す姿が好評だ。この番組は松本たちが東京で飲んでいたとき、「大阪で半年後くらいに、ふわっとした番組やりたいなぁ」と話していたと聞きつけた吉本興業が局に企画を持ち込み、わずか2週間で実現させたそうだ。現在、テレビ朝日系列の18局で放送しているが、東京のテレビ朝日にはネットされていない。
松本人志に岡村隆史「関西ローカル番組」に、売れっ子芸人がこだわる理由とは?
2016.05.04 14:00
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