国内外でさまざまなビジネスを手掛けて成功させる、敏腕実業家にして億万長者。
香港、タイ、日本を行き来しながら、最高級ホテルで優雅な生活を送っている――そんなプロフィールを聞くと、なんだか別世界の人間のように感じてしまいます。
しかし、アジアを舞台に事業家/投資家として活躍している川邊明さんは、以前は借金地獄で闇金にも手を出す生活だったのだとか。初の著書『秘密のアキラさん』(サンライズパブリッシング)でも紹介されている“人生を変えるコツ”を、ご本人に教えていただきました。
■1:資金ゼロならまずは孤独を極めて自信と実力をつける
身長173cm、しなやかに鍛えられた細身にまとうのはエルメス。40代後半とはとても思えない若々しさの川邊さんは、なぜかオネエ言葉で話します。しかし語られる内容は、決して甘ったるいものではありません。
「よくねえ、事業を起こすには仲間が大事とかいうでしょ? でも経験値の低い人が集まってチームをつくっても、責任が分散されちゃって、チームも個人も成長しないものなのよ。だからね、資金ゼロの状態から始めるんだったら、最初は孤独を極めるべきよ」(川邊さん)
いざというときに自分の味方になってくれる人がいるのはとても心強いものですが、いつもそばに誰かがいると、人に頼るのが当たり前になってしまいかねません。基礎的なところでまずは自分自身の力をつけること。これが大事だと川邊さんはいいます。
「会社員など組織のなかにいても、群れたりせずに孤独を選ぶことね。やると決めたらそれをまずはひとりでやり抜いて、荒波に揉まれながら自信と実力をつけるの。その上で、一定レベルに達してから同等以上の人材とチームをつくる。それが成功のための最短距離だとアキラさんは考えています」(川邊さん)
■2:組織をお金を出す人・考える人・動く人の3者で作る
とはいえ、いつまでもひとりで戦っていたら、事業が広がりません。「ある程度の力を蓄えたら、今度は自分の限界を超えた力を発揮するための組織づくりが重要よ」と川邊さん。