このGWには、ハリウッドのセレブがファッションアイテムとして身につけていたことで注目を集めた「たまごっち」ですが、今朝からまた別の方向で話題を呼んでいます。
それは、最新のたまごっちには「死ぬ」という概念がしない、という仕様変更。お世話を忘れてしまい、可愛がってきたたまごっちを何度も死なせてきた旧世代たまごっちファンの間に動揺が広がっています。
社会現象を巻き起こした「たまごっち」
1996年にバンダイから発売されたキーチェーンゲームのたまごっち。10代を中心に爆発的にヒットし、全国各地で品切れが続出。社会現象を巻き起こしたことで有名です。
たまご型の携帯機で可愛らしいペットを育てるという内容ですが、良いタイミングでエサをあげたり糞の掃除をしないと、すぐに死んでしまうのも特徴の一つ。
大抵の小学校ではたまごっち持ち込みが禁止されていたため、学校から戻ると死んでいた……なんてことはしょっちゅうありました。
「ちゃんと世話をし続けなければ死んでしまう」という、生き物を育てることの難しさを教えてくれるようなゲームだったことも、その人気の要因だったかもしれません。
「死なないたまごっち」に動揺広がる
一時的に加熱したたまごっちブームは去ったものの、その後も仕様を変更などを繰り返し、現在は後続機「たまごっち 4U」(TAMAGOTCHI 4U)が展開されています。
かざして通信できるNFC端末を搭載したこの最新機種ですが、朝の情報番組「スッキリ!!」で、リカちゃん・ミニ四駆と並んで、懐かしのおもちゃのブーム再燃として取り上げられました。
そこで紹介された現行の「たまごっち」は、「お世話をしないと死んでしまう」という仕様がなくなったばかりではなく、朝から夕方までは代わりにお世話をしてくれるベビーシッター的な存在もいるというのです。
「死なないたまごっち」に動揺広がる…ベビーシッター機能も実装
2016.05.30 15:03
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