「頑張っても給料が上がらない!」と嘆いていませんか。でも、そもそも自分の給料がなぜその金額なのか、論理的に説明できる人はほとんどいません。給料を上げたいと思っても、そのルールを知らなければ望む結果を得るのは難しいでしょう。
『自分の給料をいまより上げる方法』(木暮太一著、アスコム)は、経済ジャーナリストの著者が給料を決める「価値」について解説しています。
今回は本書の中から、給料が上がらない人の思考法を紹介します。1つでも当てはまる人は要注意です!
■1:社員食堂の食事が安いことに喜ぶ
会社に安い値段で食べられる社員食堂があると、お得に感じますよね。
しかし、「給料=労働力を作るための生産コスト」ですから、食費を会社が負担することは、その分の給料を安くしても、労働者は生活できるという暗黙の了解になってしまうのです。
■2:「手当がつきます」という言葉に弱い
毎月の支給額が同じでもそれが基本給として払われるのか、手当として払われるのかですべて違ってきてしまいます。
ポイントは残業代、退職金、ボーナス。これらはすべて手当の額を除いた「基本給」をもとに計算されるため、残業時間が同じでも基本給が安い人の手取りは下がりますし、「ボーナス2ヶ月分」の額も変わります。
■3:年功序列は悪だと思っている
年功序列型の給料というと、「古臭い」と思うかもしれません。しかし、ある学者が行った調査では「今後5年間でもらえる給料の総額が同じ場合どのようにもらいたいか?」と聞いたところ、51.7%の人が「右肩上がり」と答えたそうです。
徐々に給料が上がっていくことでモチベーションアップにつながる、という意見が出たそうです。つまり、完全歩合の給与体系の会社に入ると、失敗した場合に経済的にも精神的にも痛い目にあうことも少なくありません。