レモンは皮ごと食べないとビタミンが少ないってほんと? ビタミンCの効率的な補給方法

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「お肌にいい」「抗酸化作用がある」など、人の身体にとってうれしい機能も多いビタミンC。人間はビタミンCを体内で合成することができないので、定期的に食べ物から摂取する必要があります。大学生のみなさんには、ビタミンCと言えばレモン! というイメージがあるのでは? 今回はそのレモンとビタミンCの関係について紹介します。

■なぜ、レモン?

ビタミンCは、人間にとって非常に身近な栄養素です。食品や飲料などで「レモン○個分のビタミンC」なんて表現もありますが、実際にはキャベツやトマト、そしてなんとフライドポテトにだって含まれているものなのです。それにも関わらず、なぜ「ビタミンC」=「レモン」というイメージが定着したのかというと、一説には「含有量がわかりやすいため」だと言われています。

レモン100gに含まれるビタミンC量は、およそ100mgです。そして成人男女のビタミンC推奨摂取量も、およそ100mg。レモン一つの重さが、およそ100g前後ですから、「一日にレモン一つ」でちょうどいい計算になります。しかし、この100mgは「皮」も「実」も含めての数字です。皮と実のビタミンC含有量割合は、およそ半々ですから、本当にレモンのみでビタミンCの補給を考えるなら、「実」だけでなく「皮」部分も全て食べる必要があるのです。

■皮ごと食べる工夫とは

レモンを皮ごと食べるためには、まず安心して口に入れられるものを選ぶことが大切です。防腐剤などが使われていない、国産のものを選びましょう。皮ごと輪切りにして鍋にすれば、さっぱりとした風味が楽しめますし、同量の砂糖と煮詰めれば、皮ごと使ったレモンジャムを作れます。料理に使うのはハードルが高い……と思う場合には、レモンをそのまま凍らせて、おろし金ですりおろすのがおすすめです。粉末状になり、ドレッシングの仕上げに加えたり、手軽に飲み物に入れたりすることができます。

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