「●●君がお友達を叩いていた」といちいち報告してくるわが子。そんな時、あなたはどんな対応をしていますか?
今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“ママが告げ口に同調すると他人を見下す”についてお話します。
■悲しさを伝える「●●君が私を叩いた」
「●●君が私のこと叩いた」と泣いてママに訴えてきた子。これを真に受けて「そうなんだ、●●君がうちの子に酷いことをしたんだ」と思ってはいけません。悲しくて、慰めてほしくてママのところへやってきただけです。
こんな時は「よしよし、悲しいね」と抱き締めてあげましょう。
ひょっとすると、わが子が先に手を出したのかもしれません。現場を見ていないのに、敵討ちとばかりに相手を非難しに行ってはいけませんよ。
■告げ口に対してママが同調すると「他人を見下す」態度になる
自分が叩かれたのとは別のケース。
「●●ちゃんが玩具を壊して先生に怒られていた」とママに告げ口するケースです。子どもの深層心理の中に「私は悪いことはしていないよ。だからいい子でしょ」とママに認めてもらいたい気持ちがあるだけなんです。
お手柄を見せて親に自分をアピール、これも気を引きたい、構ってほしい気持ちの表れです。
ですから、他人の粗探しをしているわが子に対して「お友達のこと告げ口なんかしてはダメよ」と叱ってはなりません。「あら、そうなのね」と軽く受け止めてあげましょう。
ただし、「そうなの。●●ちゃん悪い子ね。真似をしちゃダメよ」とか、行儀の悪い子を例にして「●●君のように手で物を食べたり、スプーンで遊んではダメなのよ」と同調してはなりません。
こんなしつけをしていると、人を見た目や態度で見下すようになってきます。
■イジメに繋がらぬよう、告げ口はさらりとかわす
筆者は幼児に授業をしています。先生1に対して子ども20名くらいです。どの子も自分だけに注目してもらいたくて必死です。これが子どもの自然の姿です。