寝すぎると頭痛がするのはなぜ? 原因と対処法

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大学の講義が午後からの日や土日などは、ついついお昼まで寝すぎてしまいますよね。 そんなよく寝すぎた日に激しい頭痛におそわれたことはありませんか? 病気や風邪でもないのに起きる頭の痛さ。今回はその原因と対処法についてご紹介いたします。

■寝過ぎによる頭痛の原因

寝過ぎによる頭痛の原因はなんでしょうか? それは「偏頭痛」と言われています。具体的には、睡眠によって脳の活動がおだやかになることで緊張が緩まり、血管が拡張します。そこで寝過ぎると必要以上に脳の血管が広がってしまい、周囲の三叉神経を刺激してしまいます。それに加えて、神経伝達物質などの放出によって血管の周囲に炎症が広がり、痛みが起こります。

■寝過ぎってどのくらい体に悪いの?

寝過ぎが頭痛を引き起こすメカニズムはわかりましたが、ほかにも悪影響を及ぼす可能性があることは知っていますか?1980年代にアメリカで行われた、睡眠時間と寿命の関係の調査では、7.5~8.5時間以上の睡眠時間をとっている人は、6.5~7.5時間睡眠の人よりも死亡率が20%もアップしたという結果が出ています。

なぜ睡眠時間が長いと寿命が短くなるのか、その原因はまだ解明されていませんが、頭のすみにおいておきたい気になる結果ですね。また、日の出より、あとの睡眠は太陽の光や外の音にさえぎられ、浅い睡眠になりがちです。長時間浅い眠りを続けると目覚めたあともスッキリせず、再び眠気に襲われることにもなります。休日だと言っていつまでも布団の中でダラダラすることは時間を有効に使えず損になるだけでなく、体にも決してよいことではないのです。

■寝過ぎ頭痛を治す方法

寝過ぎ頭痛を解消するためには、偏頭痛の原因である血管の拡張を抑え、収縮させることで頭痛をやわらげることが重要です。

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