小学校に上がると国語、算数、社会……と、いろんな教科がありますよね。
その中で“算数”は、好き嫌いが大きく分かれる教科なんです。特にママ自身が算数に対して“苦手意識”があると「わが子には同じ苦労をさせたくない」って思ってしまいますよね。
実は算数の力は計算ができることだけではないんです。幼児期は計算式を解かせることにスポットを当てるのではなく、算数を理解する土台となる実体験をたくさん積ませることが大切です。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、“算数ができる子”に育てる3つのポイントについてお話します。
■計算問題は「まだ」やらせなくていい
「1+1=2」「2+1=3」などの計算式をプリントで与えなくてもいいんです。
子どもは“記憶力”が高いので、単に式と答えを暗記して答えていることもあります。それで「うちの子、算数が得意なんだわ」と勘違いしないようにしましょうね。
計算問題はやったことがないけれども、「3個の飴と4個の飴を合わせて7個になる」ことが“指”を使ってなんとなくわかっているだけで十分なのです。
■「天然の計算器」をたくさん使わせる
“3”の数字をみて、頭に3つの物体を思い浮かべることができるようになるには、まず目の前に“具体物”がなくてはなりません。
小学校1年生の最初の段階では、“半具体物”といって、タイルやおはじきを使ったりします。でも、家庭で行うときに一番、手っ取り早いのは“指”です。
「ママの左のポケットに飴が2個入っているの。右のポケットにも3個入っているのよ。全部で飴はいくつあるかな?」と幼稚園の帰り道、会話しましょう。
このとき“指”を使うことを禁止してはいけません。天然の計算器です。ドンドンつかわせましょう。
だんだんと数字を聞いて頭に指3本が思い浮かぶようになったら、自然に使わなくなります。手先が器用になる5歳くらいから数量が目でみて操作できる“そろばん”もいいですね。
“百玉そろばん”を家に置いておくのもオススメです。