林真理子原作の『不機嫌な果実』のドラマの最終話が6/10に放映され、その結末が話題となりました。
主人公の女性(栗山 千明)の夫(稲垣 吾郎)は、収入もよく真面目な性格。彼女は恵まれた環境の職場で働き、一見何不自由のない生活を満喫しているかのようです。
しかし、心の中は、なぜか不満でいっぱい。ポッカリと空いた心の穴を埋めるかのように、次々に複数の男性と不倫関係を持っていきます。
今日は、夫婦問題のカウンセリングをしている筆者が、“不倫を繰り返す人の心のメカニズムと、最悪な結末を避けるためにできること”をご提案します。
■不倫は「周囲の人」を巻き込み苦しめる
芸能人の不倫報道があるたびに、世間は非常に厳しい目を向けますよね。当の本人たちは「好きになった人がたまたま家庭があっただけ」とか「好きな気持ちはどうしようもなかった」というのを、非道徳的だととことん叩きます。
不倫された側の夫や妻は“不倫は心の殺人”と表現します。パートナーに裏切られるということは、それほど辛いものなのです。
また、そんな家庭で育つ子どもも深い心の傷を負い、自分の恋愛や結婚に陰を落とす例も多いのが現実。
単に道徳的に間違っているからというだけでなく、周囲の人たちを不幸にしてしまうのです。できることなら、次々に相手を変えて繰り返す……なんてことは避けたいですよね。
■「不倫をする人」の心のメカニズムとは?
(1)心に「寂しさ」を抱える人たち
不倫ドラマの主人公もそうですが、誰から見ても恵まれた環境にいるのにも関わらず、いつも不平不満でいっぱいな人がいますね。
せっかく夫がプレゼントをくれても「愛がこもっていない」と感じてしまったり、周囲の親切や気遣いを逆にプレッシャーに感じてしまったり。
そして、せっかく持っている今の幸せを、自らの手で壊してしまうのです。
こういうタイプの人の心の奥には、何にも埋めることのできない〝寂しさ〟があります。「自分は大切にされていない」「何だか損をしているような気がする」と、もっと満たされたいという衝動を抑えることができません。