こんにちは、接客コンサルタントの樋口智香子です。
周囲から愛され、信頼される、魅力的なビジネスパーソンを育成する人材教育をしています。
誰しも社会に出れば、多かれ少なかれ「苦手な人」に遭遇しますね。
エンウィメンズワークのアンケート調査によれば、「いままでの職場に、苦手な人がいましたか?」との問いに、95%の女性が「いた」と答えています。
なんと大きな数字でしょう! 仕事をする上で、苦手な人に会うことは免れないと腹をくくったほうがよいですね。
しかし「苦手」と感じてしまうと、ついついそれを、周囲にこぼしたくなるものです。
特に女性は、共感してもらうことに価値を感じる生き物なので、周囲に愚痴や不満をいいがち。それが転じて「悪口」になってしまうことも、往々にしてあるのです。
自分の悪口をいわれるのはもちろん不快ですが、困ってしまうのは、人の悪口を聞かされることではないでしょうか。
こわいお話ですが、自分の悪口は、自分の耳には届きにくいもの。むしろ、人の悪口を聞かされることのほうが多いはずです。
では、こうした悪口に巻きこまれないようにするには、どうしたらよいのでしょうか。行動面と心理面、両方の切り口から見てみましょう。
■1:【行動面】「You think so」のスタンスで受けとめる
悪口をいう人は、自分の思いに共感してほしいのです。
「あの人の、こんなところが嫌い」「あの人に、こんな嫌なことをされた」という不快感や不満を、聞き役の人にも同じように感じてほしいのですね。
とはいえ同調してしまったら、思わぬ人間関係のトラブルに巻き込まれることもあります。
そこで、相手の「共感してほしい」という期待にそむかず、かつ、悪口に同調をしない方法としてお勧めなのが「You think so」のスタンスです。直訳どおり、「あなたは、そう思うのですね」と、「不快に思った事実」だけを限定的に受容するのです。