Jリーグ「浦和レッズ」に500億円資金投入で世界ビッグクラブ誕生へ

| 週刊実話

 サッカーJ1・浦和レッズの筆頭株主である三菱自動車が、横浜F・マリノスの筆頭株主、日産自動車の事実上の傘下に入ったことで“身売り”が決定的となった。そこで浮上してきたのが浦和レッズに“500億円”を投入し、世界的ビッグクラブを作る構想だ。

 Jリーグは9日、都内で臨時理事会を開き、浦和レッズのクラブ構成について協議した。村井満チェアマンは「複数のクラブを支配下に置くリーグ規約の禁止事項」に抵触すると結論付け、浦和の淵田敬三社長に「日産自動車の子会社や関連会社にならないよう」強く対策を求めた。
 これが他のクラブならほとんどパニック状態だが、浦和に限ってはそうではない。むしろ身売りどころか、引く手あまたで選択に思い悩む状況だという。サッカー事情に詳しい大手広告代理店幹部によれば、「これを機会に世界的なビッグクラブへバージョンアップを図っている」というから、まったくもって驚きだ。

 名門・浦和レッズには、三つの選択肢が浮上しているという。
 まずは海外資本の導入。浦和レッズの名は欧州にも知られており、中でも中国やタイの投資家が興味を示しているため売却は可能という。しかし、これまで外資の筆頭株主は認めてこなかったJリーグでは、外資解禁に転換を図る必要がある。
 二つ目は赤と菱のブランドを守るため、三菱グループ内で買ってもらうというプランだ。実際に三菱地所、三菱東京UFJ銀行、三菱重工などがサッカー報道で先行する朝日新聞と組んでメーンスポンサーになれば、世界的ビッグクラブになる道筋がより明確になる。
 最後は、ソフトバンクへの売却。ソフトバンクの前身ボーダフォンが、'05、'06年に浦和のスポンサーだった縁もあり、両者の結びつきは深い。しかも、ここにきてソフトバンクは中国のオンライン・マーケット大手「アリババ集団」株やゲーム業界の大手「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」株を売却して約1兆2000億円の資金を得ており、プロ野球界の盟主の座に就いた孫正義氏がJ制覇に触手を伸ばす環境は十分整っている。

 「どれを選択しようが、共通して言えるのは、日本国内を飛び越え世界的なビッグクラブが誕生すること。いま日本のサッカー界が望んでいるのは、世界に通用する実力と資金力を備えたビッグクラブの誕生です。

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