妊娠がわかる頃に多くの方が経験する“つわり”。人気ママタレントの西山茉希さんは、“つわり”がまったくなかったそうです。
このように、つわりの程度や症状は人によって違いますが、味覚や嗅覚が変化することもあります。
「妊娠すると酸っぱいものがたべたくなる」などはよく聞きますよね。
今回は“つわり”の際に感じやすい、味覚や臭覚の変化についてお話しします。
■つわりはいつ起こるの?
つわりは最後の月経から28日後(妊娠4週目)くらいから起こりはじめ、つわりを強く感じる“ピーク”は妊娠8~11週頃です。
妊娠後期まで続く妊婦さんもいますがピーク状態がずっと続くことはなく、妊娠経過とともに徐々に落ち着いてきます。
だいたい妊娠15週頃につわりは落ち着きますが、これは胎盤が完成し、ホルモン分泌が安定するからと言われています。
■妊娠中の味覚や臭覚はどう変化していくの?
味覚には甘味、苦味、塩味、酸味、うまみの5種類があり、舌で味を感じ味覚神経を通して脳に伝わり、“味”として認識されます。
なんらかの理由で伝達がうまくいかないことで変化が生じます。
主な原因は以下の2つと考えられることがあるんだとか。
(1)ホルモンバランスの変化
妊娠期の味覚の研究を行った研究結果によると、味覚が変化した時期は妊娠前期に多く、つわりの時期とも重なっていました。
つわりの原因はまだハッキリとわかっていませんが、つわりが出てくる時期に上昇する“hCG ホルモン”が原因ではないかと考えられています。
このホルモンは胎盤を作るために放出されているため、胎盤ができ上がれば減少します。ちょうどつわりが始まってから落ち着く時期と同じ変化をしているので、このホルモンが原因ではないかと言われているのです。
また、身体全体のホルモンバランスの変化が生じるので、その影響で“自律神経系”が変化することもつわりの原因とされ、味覚や臭覚にも影響を与えると言われています。