みなさん、心の病気は自分には関係ないと思っていませんか?
でも厚生労働省が発表した、2015年度の労災状況まとめによれば、長時間労働やパワハラが原因でうつ病などの精神疾患を発症した労働災害の請求数が、過去最多となっています。
メンタルに問題を抱える人は増加しており、このような問題は、決して他人事ではないのです。
しかし、メンタルヘルスに関して間違った認識を持つ人は少なくありません。そこで今回は、イギリスの情報サイト『NetDoctor』が発表した、メンタルヘルスについて広く信じられている8種の通説をご紹介します。
いざ自分がかかったときに悪化させないよう、今のうちにメンタルヘルスに対する誤解を解いておきましょう。
■間違った通説1:悲しみはうつ病と同じようなもの
誰でも気分の浮き沈みがあります。ちょっと落ち込むこともありますし、失恋したときには悲しみがあふれるものです。
ただし、気分が落ち込んだときにうつ状態だという人がいますが、実際にうつ病になっているわけではありません。
うつ病とは、落ち込んだ気持ちが回復せずに長く続くこと。そして日常の物事をするための能力や、喜びを感じることなどに影響を与えるのです。
■間違った通説2:強迫性障害は潔癖に絞られる
強迫性障害とは、自分の意思に反して不快な考えやイメージが頭から離れない、自分では抑えきれない精神疾患の一種です。
強迫性障害には異なるタイプがあり、そのひとつのタイプでは、潔癖症であらゆるものが汚れていると考えます。しかし、この症状は一例であり、他にもさまざまな症状があります。
■間違った通説3:メンタルヘルスの問題は大人だけが抱える
10人に1人の子どもや若者が、勉強のプレッシャーやいじめ、家族や友だちとの死別などによりメンタルヘルスに問題を抱えるそうです。
このときには適切な支援や治療を利用することが非常に重要です。