「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。
第8回のテーマはこちら。
■人は人の中でしか育つことができない
人との意見の相違による争いやケンカって悪いことではないんです。特に兄弟姉妹は四六時中、一緒に生活しているのでしょっちゅう争いがあるのは当たり前です。
こうして、思いの異なる相手とぶつかって人間関係を構築する練習をしているのです。“人は人の中でしか育つことができない”ので決して悪いことではないんです。
それから、大人だって議論するとき「自分の考えが正しい、相手の意見は間違っている」と思いますよね。それと同じで兄弟ゲンカするときって、どちらも相手が悪いと思っています。
そんなとき、ママがどちらか一方の肩を持ってしまうと、叱られた方はとても不満を感じてしまいます。
■兄弟関係を悪くしてしまう親のNG対応例
どうして争いになったのかその一部始終を見ているわけではないのに“泣いている方が被害者、泣かせた方が加害者”と決めつけたり、「お兄ちゃんなんだからどうして弟に優しくなれないの!おもちゃを譲ってやらなきゃダメでしょ!」といつも上の子に我慢を強いていると、いつまでも兄弟関係はうまくいきません。
また、その場を何とか収めようと「ごめんねは?」「いいよ」と、“謝罪の言葉”と“許しの言葉”を子ども達に無理強いして言わせていたら「謝れば済む」と学習してしまい、親が見ていないところでまた同じことを繰り返します。
■上の子に聞いてみたいこととは?
例えば、おもちゃの取り合いで弟が泣いてママに訴えてきたとしましょう。そんなときは“兄だけを叱る”など、どちらかの肩を持つのではなく、親は中立の立場を貫き、両者の気持ちを聞いてやりましょう。
そして、上の子に「どうして弟が泣いているのかしら?」と聞いてみてください。