このごろ、快眠をサポートするサプリメントがいろいろ登場しています。少し前まではサプリメントといえばビタミン類が多いイメージでしたが、これだけ快眠サプリメントが数多く登場している背景には、眠れない悩みを持つ方が増えている状況があるのかもしれませんね。
一口に「快眠サプリメント」といっても、成分によって快眠をかなえるメカニズムは少しずつ異なります。ここでは、効果的な快眠サプリメントの飲み方や、サプリメントの成分が多く含まれる食材もご紹介します。
就寝30分前に3グラムのグリシンをとると、
・頭がスッキリしない
・寝ても疲れがとれない
・熟眠感がない
・やる気が出ない
上記のような症状がある人が、朝はスッキリと起きられ、日中の作業効率も良くなります。この効果は、グリシンが脳の体内時計に作用して、睡眠のリズムを上手く調整するためと考えられます。
グリシンは食べ物にも広く含まれています。特に、エビ・ホタテ・イカ・カニ・カジキマグロなどの魚介類に多く含まれていて、「うま味」の素となっています。
睡眠薬が働きを強める……ギャバ(GABA)脳の神経伝達物質の一つに、「ギャバ(GABA)」があります。ギャバには、脳の興奮を抑えるリラックス効果があります。医師が処方する睡眠薬の多くは、ギャバの作用を強めて眠らせようとするものです。ギャバには快眠サポート以外にも、不安やイライラの緩和、認知症の予防・改善、血圧低下、腎臓や肝臓の機能改善、肥満の防止などの効果もあります。
快眠効果の持続時間を考えると、眠る1~2時間前に10~20mgのギャバをとるのが良いようです。玄米や胚芽米、アワ・キビ・ヒエ・大麦などの雑穀、漬物、小魚、トマト、スプラウト(発芽野菜)、ココア、チョコレートにもギャバが多く含まれています。また、ギャバの量を増やして特定保健用食品とした、チョコレートや緑茶なども売られています。