地雷処理ドローン、満を持して発表 10年以内に世界は「安全な土地」となる?

| FUTURUS
地雷処理ドローン、満を持して発表 10年以内に世界は「安全な土地」となる?

地雷はある意味で、核爆弾よりも恐ろしい兵器である。

Chinese Type 72 landmine found by US Marines in Iraq.

何しろ、設置が非常に容易である。「敵兵を殺す」という視点に立てば、これほど効率のいい兵器は他にない。だからこそ、世界の独裁者は積極的に地雷を敷設した。カンボジアのポル・ポトは、人間よりも地雷を愛した男だ。

ゲリラ組織が無造作に埋めた地雷は、今も一般市民の四肢を奪っている。「地雷を除去」するというのは、非常に手間のかかる行為だ。今ですら金属探知機で一つ一つ探り当てる方法が主流である。

だが、そうした光景がこれから急激に変化するかもしれない。


■ 空から地雷を除去する

第二次世界大戦の北アフリカ戦線で、イギリス軍のバーナード・モントゴメリー将軍はドイツ軍の地雷原を長時間砲撃するという手段を採った。

モントゴメリーはそのために、進軍を催促するチャーチル首相を説き伏せて弾薬を蓄えた。逆に言えば、そこまでしないと地雷原を片付けることができないということだ。

しかし現代は、ドローンという手段がある。

地雷除去マシーンの発明で有名な実業家マスード・ハッサニ氏は、このほど『Mine Kafon Drone(MKD)』を発表した。これは上空からの地雷探知と爆破処理を1台で行えるというドローンだ。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=qNyv8Ytq9vs]

まずはGPS機能をフル活用し、地雷原をマッピングする。次に個々の地雷の位置を特定し、その真上にMKDを飛ばす。この時、MKDはマニュピレーターで小型起爆装置を運んでいる。

最後は地雷の上においた起爆装置で爆砕処理する、という工程だ。


■ 地雷で苦しむ一般市民

このMKDは、クラウドファンディングサービス『Kickstarter』で出資を受け付けている。

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