日本人の“見分ける力”に脱帽!1000種以上とも言われる「伝統色」の豆知識

| Doctors Me
「Doctors Me(ドクターズミー)」コラム画像

以前のコラムでもお届けしたように、人間が目から取り入れる情報のうち、80%が「色」の情報だと言われています。

しかし、ひと口に「色」と言っても、その色彩は無限大です。そこで今回は、目にも涼しげな「藍色」をはじめ、日本に根付く独特の色彩に迫ります。日本人が持つ情緒豊かな色彩感に、誇らしい気分になれるはずですよ。

現代に再現できる色だけでも300色以上ある、日本特有の「伝統色」
「色の名前といったら、何色を思い浮かべる?」——。

こんな風に尋ねられたら、赤や黄色、青などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?しかし、色の名前は数知れず。とりわけ日本独自の文化や生活の中ではぐくまれ、受け継がれてきた「伝統色」は1000色余りもあると言われ、現代の着色材料で再現できる色だけでも300色以上、あるいは400色以上もあるそうです。

四季折々の自然や身近な生活にもみられる「伝統色」をご紹介!では、日本の伝統色にはどんな色があるのでしょうか?四季折々の自然や、現代の生活からも見てとれる伝統色をご紹介しましょう!ジャパンブルーとして古くから外国人に称えられた「藍色」

現代にも息づく伝統色と言えば、「藍色」ではないでしょうか?今もジーパンの色として定着している「インディゴ」が、この色です。その名の通り、藍色を作り出しているのは「アイ」というタデ科の植物です。

藍は青色を作り出すために用いられる最古の染料のひとつで、とりわけ江戸時代に入ってから、藍染めが盛んになったと言います。各地の村々にも藍染め専門の染物屋ができ、庶民から武将にまで愛されました。この深みある青色は、歌川広重をはじめとした当時の絵師が多く採用した色でもあります。

さらに日本が開国をした明治時代には、日本を訪れる外国人にもエキゾチックな色彩としてもてはやされ、「ジャパンブルー」と呼ばれたそうです。鮮やかな黄金色から“賄賂”の隠語としても使われた「山吹色」

「蒲公英(たんぽぽ)色」や「檸檬(れもん)色」、「菜の花色」など、黄色系統の伝統色には今でも見られる植物から生まれた色が少なくありません。
ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー