子どもって親の思う通りに動いてくれないですよね。仕事とか家事はある程度、自分のペースで計画通りことが進みます。でも、子育てだけはそうはいきません。
そんな時、子どもを変えようとしたりコントロールするのではなく、ママ自身の物事の捉え方を変えてみませんか。
そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が、コミュニケーションの方法ついてお話します。
■“盗人にも五分の理を認める”
有名なデールカーネギーの著書『人を動かす』にこんな記載があります。
<おおよそ受刑者で自分のことを悪人と思っているものはほとんどいない。自分は一般の善良な市民と少しも変わらないと思っており、あくまでも自分の行為を正しいと信じている。
何故、ピストルの引き金を引かなければならなかったかその訳を実にうまく説明する。(中略)極悪人たちさえも自分が正しいと思い込んでいるとしたら、彼らほどの悪人ではない一般の人間は自分のことをいったいどう思っているのだろうか。ただ叱りつけるのは愚の骨頂なのだ。>
子どもを叩いたり怒鳴りつけたりして大人は気が済むかもしれません。その結果、たとえ子どもがおとなしくなったとしても、それは怖いから言うことを聞いているだけです。「僕は本当に悪いことをしてしまった」と反省している訳ではありません。
おもちゃを奪い取ろうとお友達を叩いた行動をしたとしたら、なんで、友達を叩いたのかを聞き出しましょう。数分前に相手から同じことをされたのかもしれません。
いきなり叱るのではなく、状況を冷静に分析して“なぜ、そういう行動をするに至ったか”を親として探ってみましょう。
■コミュニケーションが難しいと感じる2つの理由
(1)自分が正しいと思っている
育った環境も気質も違う大人同士の人間関係。
相手の行動を許せなかったり、理解できないことって沢山ありますよね。皆、「自分が正しい」と思っているのですから、相手もあなたのことを理解しがたいのです。