「今年の夏は、地方大会から波乱の連続。センバツ準優勝の高松商(香川)をはじめ、ベスト4の龍谷大平安(京都)、甲子園制覇の呼び声も高かった大阪桐蔭や敦賀気比(福井)などの有力校が次々と敗退しました」(スポーツ紙デスク)
第98回全国高等学校野球選手権大会が、いよいよ開幕。まさに“群雄割拠”の様相を呈する今大会を制するのは、どの高校か。“戦国甲子園”の見どころをチェックしてみたい。
「春の有力校が相次いで涙を飲んだわけですが、反対にセンバツの出場がかなわなかった“高校生ナンバーワン右腕&左腕”が初めて甲子園のマウンドに立ちます。これが最大の見どころと言えるでしょう」(前同) 超高校級と呼び声の高い右腕とは横浜(神奈川)の藤平尚真投手、一方の左腕は履正社(大阪)の寺島成輝投手のことだ。
「彼らを擁する横浜と履正社が、今大会の優勝候補と言えるでしょうね」(同) 藤平は神奈川大会で4試合22回2/3を投げて、なんと30個もの三振の山を築き上げた。「1メートル85センチ、83キロのどっしりとした体格から繰り出す最速152キロの直球はズシリと重く、スライダーとフォークのキレも抜群です」(在京球団スカウト)
同校のもう一人、左腕の石川達也投手も、予選で6試合19回1/3を投げて23奪三振。制球が良く、試合を作る能力は藤平より上との評判もある。横浜の投手陣は盤石と言えるだろう。「投手だけではありませんよ。7試合でチーム打率.364、合計14本塁打の打線も強力です。強豪・東北(宮城)と1回戦で当たりますが、突破すれば松坂大輔を擁して春夏制覇を達成した1998年以来の優勝も夢ではありません」(前出のスポーツ紙デスク)
一方の履正社(大阪)も横浜のチーム力に引けは取らないと、もっぱらだ。「寺島は伸びのあるストレートが武器。大阪大会で4 試合29イニングを投げて奪三振43、自責点は1という素晴らしい内容でした。もう一人の左腕・山口裕次郎投手も、4試合で奪三振32、失点3。140キロ台の直球とタイミングの取りづらい変化球で相手を翻弄しています。彼もプロが注目する選手の一人なんです」(前出のスカウト) 打線は横浜ほどの破壊力はないものの、大阪大会でのチーム打率は.404、本塁打7本。
夏の高校野球「甲子園はこの選手に注目せよ!」
2016.08.09 15:30
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