【高校野球】春夏連覇の権利が唯一ある智辯学園が初戦突破!

史上8校目の偉業なるか

■磐石の試合運びで1回戦勝利!

 今春のセンバツを制した智辯学園が、大会1日目の第2試合に登場。島根代表の出雲を6対1で破って、まずは初戦をクリアした。

 試合では、智辯学園の長所がしっかりと出た。

 攻撃面では、2回に3番の太田英毅が先制2ランをバックスクリーンの左に放り込めば、4回には4番の福元悠真もライト前にタイムリーと中軸が機能し、さらに6回にはスクイズで追加点。13安打に強打に加えて、奈良大会から一度もバント失敗がないという小技の上手さも発揮した。

 投げては、エースの村上頌樹が5安打1失点で無四球完投という好内容。140キロ台中盤のストレートに、チェンジアップを効果的に使って出雲打線を封じた。

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■春夏連覇は、過去に7校のみ

 センバツでは、決勝で高松商を延長の末に下し、学校創立50周年の節目の年を飾った智辯学園。この夏は、甲子園春夏連覇へ挑む唯一の存在となるが、過去にこの偉業を達成したのは以下の7校しかいない。

1962年 作新学院(栃木)
1966年 中京商(愛知、現・中京大中京)
1979年 箕島(和歌山)
1987年 PL学園(大阪)
1998年 横浜(神奈川)
2010年 興南(沖縄)
2012年 大阪桐蔭(大阪)

 最後の連覇は4年前。エースの藤浪晋太郎(阪神)と森友哉(西武)のバッテリーが活躍した、2012年の大阪桐蔭の強さが印象に残っているファンも多いはずだ。

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