ドイツの中北部に位置するハルツ山地。その中心的な都市がゴスラーです。
街は今でも中世の面影を色濃く残し、その町並みを一目見ようと季節を問わず多くの観光客が訪れます。
世界遺産にも登録されている美しい旧市街にはどんな魅力があるのでしょうか。
・かつての皇帝の居城「カイザープファルツ」
旧市街の外れにあるのが、かつての皇帝の居城カイザープファルツです。1040年から1050年にかけてハインリヒ3世によって建てられた城は、ドイツ国内にある宮殿様式の建築の中でも最も規模が大きいとされています。
ここでの見どころは、長さ47メートル幅15メートルある広間の壁一面に描かれた絵画です。神聖ローマ帝国からドイツ帝国までの数々の歴史的場面が描かれており、係員が内容につてひとつひとつ丁寧に説明をしてくれます。
絵画のある広間はかつて「夏の間」と呼ばれていましたが、その下には「冬の間」と呼ばれていた同じ規模の部屋があり、現在そこでは城の建築史や宝が展示されています。
居城の裏には小さな庭があり、色とりどりの花や木々を眺めながら休憩をするのにぴったりです。
・街のシンボル「マルクト広場」
街の中心に位置するマルクト広場。広場の中央には噴水があり、街のシンボルである金色の鷲が留まっています。地面には噴水を中心にして石が放射状の模様を描くようにして敷き詰められ、広場を囲むようにして市庁舎やホテル、木組みの家々などが並びます。