原作破壊と総スカン?山﨑賢人・広瀬すず主演『四月は君の嘘』の惨状

「山﨑賢人メモリアルBook『Scene#20』」より

 山﨑賢人(22)と広瀬すず(18)がW主演を飾った映画、『四月は君の嘘』(9月10日公開)の評価がイマイチだ。特に原作ファンを中心に怒りを買っている。また山﨑賢人は2017年も漫画原作の実写映画を予定しており、立て続けの実写化作品出演にウンザリするファンの声が広がっている。

■いつもの“原作ファン置き去り”展開で低評価ズラリ

 元・天才ピアニストと個性派ヴァイオリニストが切磋琢磨する『四月は君の嘘』。実写映画では、山﨑と広瀬がそれぞれの担当楽器を猛特訓したエピソードなどで話題になった。しかしいざフタを開けてみると、12日に発表された興行収入調べ(興行通信社)では初登場3位。4位に入った同じく初登場の『超高速!参勤交代 リターンズ』に勝てど、物足りない結果に終わった。

 大手映画評価サイトでは賛否両論。もはや物議をかもす作品で恒例となった“最高評価と最低評価の戦い”が繰り広げられ、中でも原作ファンは「原作破壊だ」「期待外れ」と憤る人が少なくない。

「『シン・ゴジラ』と『君の名は。』が大ヒット中なのにその波に乗れず、見事に悪評だらけ。敗因の一つはやはりムリな編集。漫画で全11巻、アニメで全22話ある内容を2時間の枠に収めようとするのは厳しい。結果的には、人気の役者で客を呼び込み、原作ファンを置き去りにする“いつものパターン”でした」(報道関係者)

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