奈良くるみは左脇腹を痛め、準決勝進出ならず [JAPAN WOMEN'S OPEN]

| テニスデイリー
奈良くるみは左脇腹を痛め、準決勝進出ならず [JAPAN WOMEN'S OPEN]

 「橋本総業 ジャパンウイメンズオープン」(本戦9月12~18日/東京・有明テニスの森公園テニスコート)の本戦5日目はシングルス準々決勝4試合とダブルス準決勝2試合が行われ、奈良くるみ(安藤証券)は世界ランキング115位(9月12日付)のヤナ・セペロバ(スロバキア)に6-3 4-6 6-1で敗れ、準決勝進出はならなかった。

◇   ◇   ◇

 第1セットを6-3で奈良が先取。明らかに第2セットのセペロバは追い詰められていた。一か八かの強打でポイントを奪うが、奈良の左右へと展開していく揺さぶりに体力を奪われ、さらに自身のミスにストレスを溜めて声を荒げた。

 しかし、奈良は第2セットをワンブレークで2-1とするものの、あと一歩押し切れない。次の自身のサービスゲームでセペロバにブレークバックを許すと、さらに続くセペロバのサービスゲームでも優位にラリーを展開しながらも仕留めきれずに逆転を許した。

「相手のディフェンスが思いのほかよくて、決めたいところで決めきれなかった。第1セットからいい動きができていたけど、それもあって逆に第2セットではリードを広げたいところでフィジカル的に力がふっと抜けてしまった」

 サービスキープでなんとか3オールとしたものの、それ以降は攻めたい焦りもあったか先にミスを重ねてずるずるとゲームを失ってしまった。

 第2セットを奪ったセペロバは息を吹き返し、ファイナルセットでは力任せのショットばかりではなく、スライスやロブを交ぜるなど冷静さも取り戻した。

 一方の奈良は第2セット途中から左脇腹に痛みを覚えたと言い、ファイナルセット0-1のあとにメディカルタイムアウトをとり、マッサージを受けるなどで回復を図ったものの、その後は1ゲームを奪うのが精いっぱいだった。

 傍から見る限りではいかにも勝ってもおかしくない展開だったが、奈良は「今日は相手もいいプレーをしてきたし、私自身もいいプレーができたと思う。痛みがあったという部分もあるけど、でも収穫のある試合だった」と、試合後の記者会見では笑顔さえ見せて振り返った。

 何度も繰り返したのは、「今は本当にいいテニスができている」という言葉だ。

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