2016年12月4日、80回目の激突。老舗学生クラブの定期戦復活へ。

| ラグビーリパブリック

 日本で開催される2019年のワールドカップの開幕まで、2016年9月20日でちょうど3年となった。南アフリカ撃破から1年経った日ということもあり、その日はイベントがおこなわれたり、いろんな人が思いや意見をSNSに書き込んだり。賑やかな一日だった。

 その日、あるHPのトップページは「復活定期戦まで74日」となっていた。学生クラブの老舗、早稲田GWラグビークラブと慶應J.S.K.S.クラブの定期戦復活を知らせるサイトだ(http://gw-jsks.com/)。

 2016年12月4日 日吉競技場 10:00キックオフ

『2つの歴史が再び重なり合う』と大きく記してある。

 同サイトの中の「定期戦復活宣言」に思いが込められていた。

「昭和の初期に両チームが創設され(早大GW=1930年、J.S.K.S.=1929年)、好敵手同士ということで切磋琢磨してきた両チーム。当時は有力大学のラグビー部やGW、JSKSのような少数のクラブしか対戦相手がいない時代だった。その後、第二次世界大戦で活動の休止を余儀なくされるも、終戦後日本の復興と共に両チームも先輩諸氏の多大なる努力と熱き情熱のもとチーム活動を再開。1948(昭和23)年には、GWとJ.S.K.S.の間でおこなわれていた定期戦をベースに、他チームにも参加を呼びかけてクラブリーグ結成を目指そうとなった。その結果、1952(昭和27)年に現在の関東6大学クラブラグビーフットボール連盟(KCRF) の原型へと発展した」

 GWとJSKSがKCRF創成の中心的存在だったこともあり、秋におこなわれる同リーグの最終戦は必ずGW-JSKS戦が定期戦として固定されていた。しかし関東学生クラブ選手権が始まってから状況は変わる。同選手権での対戦をKCRFの一部にしたり、2002年度以降、KCRFのリーグ戦を春開催にしたり。その中で顔を合わすことはあったけれど、GWとJ.S.K.Sの両チームが1年の集大成を示し、歴史を背負って戦う決戦ではなくなった。

 時代のうつろいを経て、定期戦復活の気運が高まったのはOBたちの思いがあったからだ。

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