クマムシはやっぱりすごい。放射能に耐えるタンパク質も発見された

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クマムシはやっぱりすごい。放射能に耐えるタンパク質も発見された

source:https://www.flickr.com/photos/waterbears/sets/72157607218607395/

クマムシといっても、お笑いの話しでではない。

緩歩動物と呼ばれるグループに属する小さな生き物のことだ。その体長は僅か1mmにも満たないから、普段は目にする事はない。

いや、目にしている風景の中に生息しているのだが、気付くことがないのだ。

クマムシは山にも海にも、街にも生息している。その種類は確認できているだけで約1200種以上に上る。

このクマムシは以前から強靱な生命力が知られていた。乾燥しても「乾眠状態」になり活動を停止するが、水分を得れば再び活動を開始する。

source:https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2016/5001/

また真空状態でも死なず、温度も100度から零下273度という厳しい環境でも生き抜くことができるのだ。

そしてなんと、人間の半致死量の約1000倍(4000グレイ)もの放射能にも耐えるというのだ。


■ クマムシから発見された新しいタンパク質

東京大学や国立遺伝学研究所を中心とする研究グループが9月21日に発表したところでは、クマムシから発見された新しいタンパク質が、人の細胞の放射線耐性を向上させるという。

「最強の生物」と呼ばれるクマムシが、放射線からDNAを守る遺伝子を持っていることがわかったのだ。

通常、DNAは放射線を当てると傷つくはずなのだが、この遺伝子を働かせた人の培養細胞は、損傷を大幅に減少させることがわかった。

■ 放射線からDNAを守るタンパク質

研究で使われたのは、クマムシの中でもさらに強靱だとされるヨコヅナクマムシだ。

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