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太陽光発電や風力発電、そして水力発電はいずれも場所や設置費用の制約が大きい。
それを解決する方法の一つの試みとして、環境負荷を少なく低コストで簡単に設置できる水力発電の実証実験が行われていた。
ずばり、用水路の水流を利用して発電しようという試みだ。
■ 大がかりな工事を行わなくても設置できる
実験が行われたのは福島県須賀川市守屋の新安積疏水の用水路においてだ。
source:http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M103999/201609053924/_prw_PR1fl_WvK55H9A.pdf
実験に使われた発電装置を開発したのは自動車部品のベアリングの製造・販売で大手のNTN株式会社。
同社が開発した小水力発電装置『NTNマイクロ水車』を、用水路に設置して環境負荷や発電能力をテストした。
『NTNマイクロ水車』の最大の特徴は、大がかりな工事を行わなくても、農業用水や工業用水、飲料水などの為に設置された水路に簡単に設置できることだ。
一般的に水力発電というと、水位の落差を利用したものになるため大がかりな工事が必要になり、環境も激変してしまう。
しかし、『NTNマイクロ水車』は、今ある水路の流れをそのまま利用するため、簡単に設置できるわけだ。
■ 水流を効率良く電気に変える
『NTNマイクロ水車』が水流を捉えるのは5枚の羽で構成されたスクリューで、回転した際に描く円の直径が60センチ、90センチ、120センチの3種類がある。