A群β溶連菌感染症って聞いたことありますか? 小さいお子さんのいらっしゃる家庭だと、一度は誰かが罹ったことがあるかもしれません。
一般的に子供に見られる疾患ですが、大人も罹るのでしょうか。また、その場合の症状とは?
□A群β溶連菌感染症は大人も罹ることがある
□A群β溶連菌感染症は合併症が怖い病気である
□予防するには体調管理が大事であるA群β溶連菌感染症とはどのような疾患なのでしょうか? 一般的に風邪といった場合、その原因はほとんどがウィルスであると言われています。毎年冬になると大流行するインフルエンザもウィルス性の疾患であることはよく知られていることと思います。
インフルエンザと同じような時期に罹りやすい溶連菌感染症は、普通の風邪とは違って、細菌感染によって起こる疾患です。
特に子供がかかることの多い疾患として有名ですが、場合によっては大人にうつってしまうこともあります。溶連菌は細菌による感染症ですが、溶連菌は正確には溶血性連鎖球菌と呼ばれています。α溶血とβ溶血を呈する2つの種類があり、人に感染するのはβ溶血の、A群、B群などです。
そして、溶連菌感染症の多くが、A群によるものといわれています。そのため、一般的に溶連菌感染症といった場合には、A群溶血性連鎖球菌(A群β溶血性連鎖球菌)を指していることもあります。A群β溶連菌感染症の症状にはどんなものがあるのでしょう? 喉の痛み
A群β溶連菌感染症は、主として喉に感染が見られるという特徴があります。そのため、咽頭炎や扁桃炎、また、小さく紅い発疹を伴う猩紅熱(しょうこうねつ)といった病気を引き起こすことがあります。
発熱
A群β溶連菌感染症を発症すると、38℃から39度といった比較的高熱を出すこともよくあります。ただし、3歳未満の乳幼児に関しては、あまり熱が上がらないということです。
発疹
A群β溶連菌感染症になると、全身に赤くて小さい発疹が現れたり、「イチゴ舌」といって、下が赤くなってイチゴの表面のようなブツブツができたりします。