日本発のウインクカメラ「Blincam」、堂々の世界デビューへ

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日本発のウインクカメラ「Blincam」、堂々の世界デビューへ

「日本代表」という言葉には、どうしてもときめいてしまう。

どんな競技においても、日本代表が活躍してくれることは非常に喜ばしい。ラグビーワールドカップの際、日本代表チームは南アフリカを破った。その時の熱狂は我々の脳裏に永遠に刻まれるだろう。

そうしたことは、発明の世界にもある。


■ ウインクがシャッターボタンに

以前、日本のクラウドファンディングサイト『Makuake』で巨額の資金を集めた『Blincam』というカメラがあった。これは眼鏡と一体型で、使用者がウインクをするとそれがそのままシャッターを切るスイッチになるというものだ。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=byHy2g2s3XQ]

そのBlincamが、『Indiegogo』に登場した。国際デビューを果たしたのだ。

ここで、Blimcamについて今一度おさらいしよう。このカメラは「子供の気ままな表情を撮りたい」という開発者の思いから生まれたそうで、見たままのものを即座に撮影することができる。

何しろ、ウインクという動作がシャッターボタンなのだ。自分が今目の当たりにしている光景を、ありのままの状態で画像にできる。

だが通常のまばたきで、この動作が発動することはない。あくまでも「強く目をつぶる」という行動にのみ反応する。

Makuakeにおけるこの製品の目標調達額は100万円。だが結果的に、2,600万円以上もの資金を集めたのだ。日本のクラウドファンディングサイトで、ここまで巨大な成功も珍しいのではないか。


■ 国際デビューは成功するか?

そしていよいよ、舞台は「世界戦」である。

この斬新なカメラが、世界の人々に受け入れられるか否か。Indiegogoでの目標調達額は3万ドル(約310万円)だ。

筆者がこの記事を書いている時点で、残り期限は28日。達成調達額は1万8,000ドル(約190万円)だった。目標額のちょうど6割である。

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