【プロ野球】ソフトバンク・金子圭輔戦力外通告。若手の手本となった男に新天地は見つかるか?

若手の手本となった男に新天地は見つかるか?

 3連覇を逃し、来季への巻き返しをはかるソフトバンク。細川亨の退団には驚かされたが、ファンに同じくらいの衝撃を与えたのが、金子圭輔の戦力外通告だ。

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■2003年ドラフト6位で入団

 金子は志学館高校を卒業後、2003年にドラフト6巡目でダイエーに入団。同期には、馬原孝浩、城所龍磨、明石健志、三瀬幸司がいる。

 高校時代は投手と内野手の兼任だったが、プロ入り後に俊足とフィールディングの高さを生かして内野手に専念。2006年6月に1軍に昇格すると、いきなりスタメンの第一打席でタイムリーを放ち、「初出場・初打席・初安打・初打点」と上々のデビューを飾る。

 しかしその後は、打撃では目立った活躍を見せることができず、守備は安定感があるものの、1軍と2軍を行ったり来たりの日々が続いた。

■オリックスへ移籍、そしてソフトバンクに復帰

 2010年、金子はシーズン途中に荒金久雄とともにオリックスへトレード(交換相手は金澤健人)される。

 オリックス移籍1年目は先発、代打、代走、守備固めで31試合に出場。オフには背番号が6に変更され活躍を期待されたが、2011年は11試合の出場に終わり、同年のオフに再びソフトバンクへ再トレード。「出戻り」選手としてソフトバンクのユニフォームを着ることとなった。

 ソフトバンク復活後の1軍出場試合数は2012年が41試合、2013年が59試合、2014年が38試合。昨季からは2軍暮らしが圧倒的に長くなり、2015年は9試合、そして今季は10試合の出場のみに終わった。

 高田知季、牧原大成、川瀬晃ら伸び盛りの若手も多く、実績を見れば戦力外通告も仕方なかったのかもしれない……。

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