心をあたためる。冬に咲く山茶花が教えてくれること【11月7日〜11日】

| ANGIE


11月7日~11日頃は第五十五候「山茶始めて開く(つばきはじめてひらく)」。山茶花(さざんか)が咲き始める季節といわれています。ちょうど今が冬の始まりとされ、山茶花は冬の七十二候の一番はじめに登場する花なんですよ。

どちらかといえば少し地味な印象を受ける花ですが、知れば知るほど奥深い魅力を持っています。今日は、冬の寒さに凍える私たちの心をほっこりと和ませてくれる山茶花についてご紹介します。


七十二候とは?
時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか? 流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。

季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。

「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
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