ゆるキャラグランプリ2016は、Jタウンネットが「本命は四国勢の×××?」と予想した通り、高知県須崎市のしんじょう君が栄冠を勝ち取った。しかし、このしんじょう君が「2代目」であることは、あまり知られていない。
しんじょう君(こだぬきぽんたさん撮影、Wikimedia Commonsより)
初代は14年前に生まれたが、4年前に見直し対象となり引退。改めて公募で選ばれた新デザインが、現在のしんじょう君だ。各地のキャラクターは、しばしば「引退危機」を迎える。それは人気キャラクターも例外ではない。
初代しんじょう君が誕生したのは、2002年のこと。高知新聞(02年5月14日朝刊)に、当時の様子が記されていた。キャラクターのモチーフは、市内を流れる新荘川での目撃を最後に、国内での生息例がないとされるニホンカワウソ。名前は公募され、「新荘」に「信条」と「真情」の意味も込めた「しんじょう君」が選ばれた。
初代しんじょう君のイラストは、まだ須崎市のサイトに残っている
それから10年間活動してきた初代だが、2013年春に姿を消すことになる。ニホンカワウソが「絶滅種」になったため、市が新デザインの公募を始めたのだ。