企業への就職を目指す人にとって、就職活動は社会に出るための戦いでもあります。その激しさゆえ、大切にしてきた友情が壊れてしまったという話もたまに聞きますよね。せっかく大学で作った友達、就活で失うのは悲しいこと。実際にそんな経験をした先輩はどのくらいいるのでしょうか? 就活を終えた先輩に聞いてみました。
Q.就職活動が原因で友だちとギクシャクした経験はありましたか?
はい 24.7%
いいえ 75.3%
少数ではありますが、就活で友人との関係が危機にさらされた人もいるようです。そのときのエピソードを聞いてみました。
【「はい」と回答した人の理由】
■探りを入れたくなるが……
・お互いの就職状況を聞くべきか聞かないべきか(女性/22歳/金融・証券)
・お互いにどこの企業に決まったのか探り探りだった(女性/23歳/その他)
友人の就活状況を知りたいと思いつつも、なかなか聞けずにもんもんとした気持ちと戦っていた人もいるようです。「親しき仲にも礼儀あり」が、マイナスに働いてしまうこともあるようですね。
■どうしても競争意識が生まれるから
・中レベルぐらいの自分が高レベルなとこに就職したとき若干のやっかみがあった(女性/24歳/医療・福祉)
・一緒にインターンの合説に行って、どちらもいいと思ったインターンがあって、わたしは受かって相手は落ちてしまったから(女性/23歳/情報・IT)
同じ職種を希望する場合に多いパターンですね。内定が決まるスピードや内定した企業のレベルなど、友人と比べてしまうことでき気まずくなった人もいるようです。
■配慮のない態度にイライラ
・言い訳ばかりで就活をしない相手にイライラしたから。