ポルトガルのアレンテージョ地方の古都、エヴォラ。「エヴォラ歴史地区」として世界遺産に登録されている城壁に囲まれた旧市街には、博物館さながらに歴史的建造物が並んでいます。
そんなエヴォラで注目のスポットが、サン・フランシスコ教会に付属している人骨堂。
エヴォラの王道観光スポットといえば、カテドラルやディアナ神殿ですが、サン・フランシスコ教会の人骨堂はまさに、裏の人気観光スポットといえます。特にポルトガル国内ではエヴォラの人骨堂は有名で、怖いもの見たさからか、連日多くの人が詰めかけます。
サン・フランシスコ教会は、エヴォラ観光の中心地であるカテドラルからやや離れた城壁内に位置しています。
16世紀に建てられた祭壇装飾が美しい教会で、ヨーロッパの教会としては特段変わったところはありません。
観光客がこぞって目指すのが、教会に付属する人骨堂。17世紀に建てられた人骨堂の入口には、「私たち骨は、あなたの(骨)を待っています」と刻まれています。
それはつまり、「人間はいつか必ず死を迎える」という自然の摂理を表していて、「自分がいつか死ぬことを忘れるな」というキリスト教の教えからきているのだとか。
天井を彩るのは、聖書に登場するシンボルや寓話をモチーフに1810年に描かれた天井画。さらに奧には黄金色の祭壇が置かれています。