今週末におこなわれるイングランド対オーストラリア戦、ポルトガル対ブラジル戦を除いて、秋のテストマッチシーズンが終了し、注目の最新ワールドランキングが発表された。
来年5月10日に京都でラグビーワールドカップ2019日本大会の組分け抽選が実施されるが、その時点でのランキングをもとに最上位グループ(バンド1/1位~4位)、第2グループ(バンド2/5位~8位)、第3グループ(バンド3/9位~12位)と、3つの層に分けて4つのプールに振り分けられるため、厳しい組み合わせを回避するにはランキングが大きなカギを握るのだ。
2015年大会では開催国のイングランドがオーストラリア、ウェールズ、フィジーと一緒の“死の組”に入り、史上初めてホスト国がプールステージで敗退するという悲劇が生まれた。
ワールドカップ2019の抽選でバンド1~3の対象となるのは、2015年大会で上位の成績を収めて予選免除となった12か国(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、ウェールズ、スコットランド、アイルランド、フランス、ジョージア、イングランド、日本、イタリア)。
2015年大会直後のランキングは10位だった日本は、今年6月のテストマッチシーズンにスコットランドに連敗して12位まで下がったものの、11月12日の欧州ツアー第1戦でジョージアを倒して11位に浮上。先週末のフィジー戦に勝てば10位に上がるチャンスだったが、敗れ、11位で変わらなかった。
1年前に8位だったイングランドが、名将エディー・ジョーンズを指揮官に迎えて今年12戦全勝の快進撃を続け2位まで上昇したのに対し、ショックを隠し切れないのは南アフリカとアルゼンチンだ。昨年のワールドカップでベスト4に入った南半球の強豪2国だが、アリスター・クッツェー新体制となった南アは今年のテストマッチは4勝8敗(勝率33%)と最悪の状態で、1年前は3位だったのが6位までダウン。アルゼンチンは東京で日本に勝ったあと、ダニエル・オルカデ ヘッドコーチが会見で「次のラグビーワールドカップに向けて組み合わせを有利にするため、ワールドランキングの8位以内に入りたい」と語り、その直後は6位まで上がっていたが、欧州遠征で3連敗を喫し、9位に下がってしまった。