性感染症とは、セックスやそれに近しい行為によって感染する病気のこと。最近は「STD」や「STI」とも呼ばれるようになりました。STDは「Sexually Transmitted Diseases(性的な・伝染させる・病気)」の略。そしてSTIは「Sexually Transmitted Infections(性的な・伝染させる・感染症)」を略したもの。どちらを使っても問題ないとされています。
性感染症が危険と言われる理由のひとつに「自覚症状がほぼなく感染に気づきにくいこと」があります。妊娠に大きく影響することや、ほか性感染症にかかりやすくなるなど、あらゆるリスクがあるにもかかわらず、感染に気づけず放置してしまうケースが少なくないのです。さて、いち早く感染に気がつくにはどうすれば良いのでしょうか?
女性がSTD感染に気づくには、おりものの変化に注目するのが大切。性感染症ごとのおりものの変化を、いくつかあげてみましょう。
まず男女ともにダントツで感染数の多い、性器クラミジア感染症。おりものの量は増え、黄色くなります。またおりものが濃くなることも特徴のひとつ。次に多いと言われている淋病感染症のおりものは黄緑がかったようになり、こちらも濃くなるのだそう。
おりものの様子がいつもと違うように感じられたら、性感染症のことを思い出してください。下着を脱いだときに確認するよう、クセをつけてみてはいかがでしょうか?
STD感染に気づくポイント ②膣まわりの状態は?感染に気づくには、かゆみや痛みなど膣まわりの違和感にも注目するべき。
性器クラミジア感染症では、不正性器出血するケースがあるそう。尖圭コンジローマは、膣まわりや膣の中、肛門などにイボができる病気。ただし必ずイボができるわけではなく、こちらも感染に気づきにくい性感染症のひとつです。
梅毒は感染部位にできものが現れますが、およそ一ヶ月程度で消えてしまいます。さらに放置すると全身に発疹が出ますが、こちらも半年程度で消えるそう。「放っといたら治っちゃった!」なんて、喜んでいる場合ではないのです。