エコライフを体現した先駆者的存在・エコロニア

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エコライフを体現した先駆者的存在・エコロニア

■ エコ住宅のパイオニア

オランダの首都、アムステルダム市から車で約1時間ほどにあるアルペン・アン・デ・ラインには、その名もずばり、「エコロニア」という名前の約2ヘクタールにわたる公共住宅地がある。住宅の素材から雨水を工夫してリサイクルするなど、省資源を念頭においた生活を送るために建築されたということで、オープン時には国内外で大きな話題となった。

竣工は1993年だが、当時のオランダでは「エコ」なライフスタイルにちょうどスポットがあたり始めていた時期である。そのため、多少鳴り物入りで建築はすすめられ、オープニング時の祭典には、時の女王・ビアトリクスが出席してテープカットを行ったことが、ニュースで大々的に報じられた。

このエコロニアは、オランダの環境庁及び公共住宅地振興組織、そしてアルペン・アン・デ・ライン市が協賛して開発され、事業化された住宅街である。閑静な住宅地をデザインするためには、それなりの知識と経験を持った建築家がふさわしいということで、市議会議員や建築業者たちによって、ベルギー出身の建築家・ルシアン・クロール氏が起用されたいきさつを持つ。

Source:ZIELONA METAMORFOZA


■ エコな工夫が随所に

全地域の住宅戸数は全部で101戸。もともと、省資源を念頭に置いた生活を入居者に送ってもらう目的で事業化されているが、リサイクル・エネルギーの重要性を肌で感じ取ってもらうため、家の中の随所に工夫がなされているのが特徴だ。たとえば雨水も、屋根を伝わってそのまま樋に流してしまうのではなく、雨水の受け皿を特殊なパイプとつなぎ、最終的にボイラーに貯まるようにしておけば、あとで保温してセントラル・ヒーティングの暖房のために使えるようになっている。

Source:ZIELONA METAMORFOZA

雨水を再利用した「ため池」もある。

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