冬真っ只中、本格的に寒くなってきた。気象庁の長期予報によれば、今年は厳冬ということだ。もし、この冬が永遠に終わらなかったら、あなたはどうするだろうか?
たとえば、東京では雪が降ると都市機能は停止して、凍結した路上では怪我人や事故が続出する。そんな状態が続くと考えただけで、文字通り背筋が寒くなってしまう。
しかし、終わらない冬が近い将来、本当に訪れるかもしれないのだ。その兆候は、実際に様々な場所で現れ始めている。年中暑いことで知られる中東・サウジアラビアでは、今年初めに85年ぶりの雪が降り、9月には熱帯のサモアで雹が降ったのだ。
この異常事態の原因は、太陽にある。太陽の活動の活発さを示すのが黒点だが、その黒点が、ここ数年減少し、今年に至ってはまったく消滅する時期が増えてきたのだ。「太陽は活動縮小期に入っています。現在、太陽は過去200年で最も活動が弱い時期と言えるでしょう。2017年は、“黒点0”という時期も頻繁に現れるでしょうね」(天文分野に詳しい科学ライター)
過去、1645~1715年にも縮小期が訪れている。そのときには地球には酷寒の冬が到来した。その影響で、ヨーロッパでは飢饉やペストなどの病気も蔓延し人口が激減。社会不安から戦争も相次ぎ、まさに暗黒時代とも言うべき状態となってしまったのだ。
この状態から、さらに本格的な氷河期に突入する可能性もあるのだ。「イギリスのノーザンブリアン大学のヴァレンティナ・ジャルコヴァ教授は、太陽の内部にある磁場の変化によってミニ氷河期が訪れる可能性を示唆しました。彼によれば、今後15年ほどで太陽の活動が60%も減衰するというのです。この予想が的中すれば、まさに氷河期ともいうべき状態になってしまう可能性をはらんでいます」(前同)
では、地球が氷河期を迎えてしまうと、世界はどうなってしまうのだろうか?
「まずは季節は夏がなくなると考えてよいでしょう。氷に覆われてしまう地域も出てきます。そして海の凍結や気候も変化して、動植物の大量絶滅が起きるでしょうね。ただ赤道に近い地域に限っては、緑が残り、農作物も育つ可能性が高いです。そんな地域を奪い合うことになり、人々はエネルギーや食料を求めて争い、何十億人もの人が死んでしまい、最終的には人類が築いた文明社会は崩壊してしまうことが予想されます」(同)
もちろん、これは地球の低温化が急速かつ激烈であった場合を想定した最悪のシミュレーションに過ぎない。しかし、今冬が厳冬であり、これから地球が徐々に寒冷化していくのは間違いないとみられる。
もし、今年の冬が明けず氷河期が訪れたら……あなたは生き残ることができるのだろうか?
地球が氷河期へ!?「戦慄の極寒生活」未来予想図
2017.01.12 12:00
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