Kickstarterで大金調達の次世代雨傘『Air Umbrella』 その後どうなった?

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Kickstarterで大金調達の次世代雨傘『Air Umbrella』 その後どうなった?

クラウドファンディングサイトに『Air Umbrella』という製品があったことを、読者の皆様はご存知だろうか?

この製品は、日本のテクノロジー界隈でも非常に大きな話題となった。何しろこれは雨傘なのに傘の部分がなく、代わりに上方に向けた空気で雨を吹き飛ばすという斬新なアイディアだったからだ。

『Kickstarter』では、総勢825人のユーザーから10万ドル(約1,140万円)もの大金を集めることに成功した。2014年10月の話である。

ところが、このAir Umbrellaを巷で見かけることは今もない。一体どうなった?

■ プロトタイプはどこにある?

「2015年中までに『まったく新しい雨傘』を実用化させる。もしできなかったら、ユーザーに全額返金」

そう宣言してAir Umbrellaを発表したのは、中国のエンジニアチームである。彼らは北京大学、南京大学で航空宇宙学を専攻した秀才だ。

出荷までに相当な時間がかかることを前置き、その上で「プロトタイプはもうできている」と宣言。その強気な姿勢に、ユーザーからの期待が寄せられた。

だがそれと同時に、このような声があったことも事実だ。

「どうしてPR動画にプロトタイプの実証シーンが出てないんだ?」

https://ksr-video.imgix.net/projects/1326670/video-455551-h264_high.mp4

確かに、動画に出てくるAir Umbrellaのプロトタイプと思わしき製品は、その性能を披露しているわけではない。室内で実験しているようではあるが、ユーザーが見たいのは野外での実験である。シャワーではなく本物の雨を弾き飛ばせるのか、という点だ。そもそも、動画の大半が少々出来の悪いCGと解説文で構成されている。

この製品は、本当に実在するのか?

■ 「きっと」の不確実性

Photo credit: “Stròlic Furlàn” – Davide Gabino via VisualHunt / CC BY-ND

クラウドファンディングとは「きっと」の世界だ。

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