いよいよ現実に…あと6年で「火星でバカンス」が実現!?

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いよいよ現実に…あと6年で「火星でバカンス」が実現!?

■ 旅行会社も注目!

現実味を帯びてきた火星への旅行。たとえばオランダの気が早い旅行会社などは、「火星へのバカンス」と銘打ってパック旅行を売り出そうともくろんでいるほどだという。しかし、どうやって火星まで行くのだろうか。当然、宇宙船だろう。しかし、飛行中に乗客たちは何を食べ、どうやって過ごすのだろうか?などなど、あらゆる疑問がわいてくるが、それを解くべく火星への旅は徐々に現実味を帯びてきているようだ。

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アメリカの宇宙航空開発会社Space X代表者、イーロン・ムスク氏によれば、一般人でも2023年に火星に行けるだろう、と大胆な予測をしている。同社では、持続的に飛行可能なミサイルを搭載させた宇宙船の開発を行っており、これが将来、人びとを宇宙へ運べるようになる、というわけだ。これまで無人宇宙船を使った試飛行が数回行われたが、どれも成功しているため、次の段階にプロジェクトは進められているという。次の段階とはつまり、離陸から飛行、そして着地まで一連のフローをこの宇宙船が自動で見事にやってのけるかどうかが、テストされているのである。

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■ 安全性確保にあと2年

「Heart of Gold(ハート・オブ・ゴールド)」と命名されたこの宇宙船に搭載されたミサイルは、燃料タンクを供給する役目を担っており、宇宙船が大気圏外に出た後で、燃料を数回にわたって補給できる仕組みになっている。その後、満タンになった宇宙船は火星へと向かって飛行を続けるというわけだ。

現在、同社が総力をあげ対策を練っているのは、ロケットの安全性である。そのために十分な点検時間が必要とされる見通しである。火星に到着しても地球で行われたテスト同様に正確に作動しなくてはならない。

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