いよいよ現実に…あと6年で「火星でバカンス」が実現!? (2/2ページ)

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そのため、機能点検や維持にできる限りの時間を費やすことを念頭に置き、事故など起きぬよう万全を期すとすれば、2年間を安全性確保のために有すると考えられている。

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■ 火星まで9カ月2000万円はお買い得か?

ただ、火星へのバカンスにかかる値段はどのくらいになるのだろうか? 前述のムスク氏によれば、誰でも彼でも気軽に行ける値段ではないが、興味のある人にとってはそれ相応に手が届く値段でこの火星への旅を提供したいと考えているそうで、片道一人20万ドル(約2000万円)が相場だとか。

ちなみに地球から火星まで、どのくらいで到着できるのかというと、同社によれば、9カ月はかかるそうだ。一機の宇宙船で約400人から600人の乗客が見込まれ、今から40年後には、1億人の人たちが火星でバカンスを送れるようになると見積もられているという。

しかし気になるのは、この大それたプロジェクトを遂行するに当たって必要な資金源はいったいどこにあるのか、ということだ。ムスク氏は資金調達に関して、あいまいな返答をしているが、基本的には己の投資、クラウドファンディングによるものだという。彼は将来的に、火星を有望な投資先として見積もっており、「地球の植民地」とすることで資金調達につなげたいとしている。

数年後、「有給休暇は火星で過ごすんだ」とか、「旅行先は火星がイチオシ!」などと人びとがごく当たり前に言う日がやってくるのか、否か。考えただけでもワクワクするではないか。

【参考】

※ Elon Musk presenteert de toekomst met SpaceX: spoedig tripjes naar Mars – WANT

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