資生堂は子に度、九州大学との共同研究により、肌のうるおいバリアを回復させるのに有効な特別なアミノ酸のD-グルタミン酸を世界で初めて発見。今回、その研究発表、及び専門家によるトークセッションのセミナーが行われた。
10年以上にわたる資生堂のアミノ酸研究
私たちの体の約15%はタンパク質でできており、そのタンパク質を構成しているのがアミノ酸。さらにこのアミノ酸は20種類あり、1種類を除き、右手と左手の関係のような2つの立体構造になっている。
それぞれ、D体(D-アミノ酸)とL体(L-アミノ酸)と呼ばれ、これまで生物の中に存在するアミノ酸はL-アミノ酸のみと考えられてきた。しかし、資生堂と九州大学が共同開発した装置により、世界で初めて生物の中にD-アミノ酸が存在していることがわかった。
この研究を通じて、人の肌にD-アミノ酸の一種であるD-グルタミン酸が存在していることも併せて判明した。
赤ちゃんの肌に多いD-グルタミン酸の肌への効果とは