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バレンタインデーが近づいていることは、スーパーでも百貨店でも、コンビニエンスストアでもチョコレート商品の露出が激しくなることで気付く。
そして、これらの大量のチョコレートの行き先は、実に偏っていることも誰もが知っている。もらえる男性はたくさんのチョコを受け取り、もらえない男性はさっぱりもらえないのだ。
私はもらえない派だったので、バレンタインデーは他人ごとだった。
しかしこのたび、このチョコレートの偏りが大脳皮質に影響するかもしれない研究結果が発表された。カカオ成分が70%以上のチョコレートを食べると、大脳皮質の量が増え、脳が若返るというのだ。
モテる男性は頭も良くなるという、羨ましい話なのだろうか。
■ 高カカオチョコレートが大脳皮質を増大させる
その研究成果を発表したのは、内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)山川プログラムの研究チームだ。同研究は、株式会社明治が協力している。
研究チームは、チョコレートの摂取量が大脳皮質の量と神経繊維の質に与える影響を調査した。
調査対象となったのは、45~68歳の男女(男性15人、女性15人)で、カカオ分が70%以上の高カカオチョコレートを4週間食べてもらった。
そして、実験前と後の大脳皮質の量(GM-BHQ)の変化を調べたのだ。
本来であれば、大脳皮質の神経細胞は年齢とともに減少して、それに伴い学習効果が衰えていく。
ところが、高カカオチョコレートを食べた被験者たちの大脳皮質の量は増えていたのだ。
これは、高カカオチョコレートが学習効果を高める、つまり脳を若返らせる効果を持っている可能性を示しているという。